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日々是傾き

歌舞伎、着物、その他いろいろ。傾いたり傾かなかったりな出来事あれこれ。

シネマ歌舞伎 スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース

歌舞伎

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10月はシネマ歌舞伎に。公開初日に行きました。

結構混んでます。
公演をだいぶ端折ってるらしいけど、違和感なく楽しめました。大量の水(「本水」と言います)の中での立ち回りや、猿之助お得意宙乗りは圧巻。アップテンポな曲に合わせて客席が総立ちで踊ってる様子など、さすがスーパー歌舞伎
 
ここで、本日(11月29日)の最新ニュースを。
 
絶賛上映中のシネマ歌舞伎最新作、『スーパー歌舞伎II ワンピース』の上映延長が、
ご好評につき【東京】東劇、【大阪】なんばパークスシネマ、【福岡】福岡中洲大洋で決定しました!
詳細の上映スケジュールは、映画館のホームページでご確認ください。

人気漫画「ONE PIECE」が原作の、魅力的なキャラクターが活躍し、スーパー歌舞伎Ⅱならではの、本水での大立廻り、歌と踊りや見どころ満載の超話題作をお楽しみください!

上映延長の映画館 

都道府県 上映館 劇場TEL 上映期間
東京 東劇 03-3541-2711 ~12月2日(金)
大阪 なんばパークスシネマ 06-6643-3215 ~11月18日(金)
福岡 福岡中洲大洋 092-291-4058 ~11月18日(金)
 
戻りまして・・・
★ネタバレ注意★
 

現代劇のセリフの途中に、ガチガチの歌舞伎の要素が突然挿入されたり(「でかしゃった、でかしゃった」。「伽羅先代萩」の有名なセリフです。三味線の音に乗せて言う)、役者さんが敵にやられて倒れた時に松田優作の、あの有名なセリフ(「なんじゃ、こりゃぁぁ!」)を言ったり。オカマが踊るシーンは、あんみつ姫@福岡を彷彿とさせたり。
迫力あったし面白かった。

来年も再演されるらしいので、今度はぜひ新橋演舞場で観たいなあ。

 

 

秀山祭九月大歌舞伎

歌舞伎

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夜の部は、吉野川、らくだ、元禄花見踊。
らくだは、勘三郎×三津五郎×亀蔵(死体といえば、このお方!)の超豪華キャストで見ていたので、期待が大きすぎたかも。染五郎×松緑×亀寿も、もちろん面白かったのですが・・。

正直言うと、染五郎には、もう少し頑張ってほしかったかなあ。次回に期待。

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幕見席の前。3階B席最後列。最右席から舞台を見る。
今日は上手(右)にも花道でダブルです。これは「吉野川」仕様。2本の花道が吉野川の両岸、という設定らしい。
 
幕見席には外国のお客さんが多かったような・・。吉野川は、子殺しのストーリーが海外のお客さまには理解不能だったのでは・・。

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歌舞伎座 八月納涼歌舞伎 第三部

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八月納涼歌舞伎。第三部は18時開演。
七之助の花魁道中、良かった(^-^) 可愛くて素敵♡ 今いちばん美しい女形だと思う。

七之助の花魁が見られる新作歌舞伎『廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと)』は、鶴瓶新作落語「山名屋浦里」が元となったもの。鶴瓶の次男さんも出てます。

勘九郎の堅物な田舎侍は、仁(にん=キャラ)が合ってて、花魁・七之助とのやり取りが、いつも通りコミカル。両人とも、さすが勘三郎の息子たち。人情ものが、また安心して観てられる。ストーリー展開も爽やかで、怪談の納涼歌舞伎で寒~くなるのと違って、清々しい気分にさせてくれる納涼歌舞伎でした。

 

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七月大歌舞伎 歌舞伎十八番の内「鎌髭」「景清」

歌舞伎

 

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夜の部。「荒川の佐吉」も良かったのだけど、「壽三升景清」について簡単に。

歌舞伎十八番の内『鎌髭』『景清』、素晴らしかった。歌舞伎の王道。お約束。成田屋お家芸。荒事といえば市川家。
海老蔵の「壽三升景清 不死身の景清がみせる大荒事」、気合バリバリでした。良かった~! これぞ歌舞伎の要素がふんだんで、展開早く、美しく。最後の盛り上がりは、もうほんとに「すごい」の一言。
オペラグラスでガン見したけど、あの眼力は海老蔵ならでは。動く浮世絵。ザ・荒事!
一応ストーリーはあるにせよ、これは理屈抜きに、その姿を目にするだけで良い。海老蔵にしかできないなあ。これ。


【おまけ】某テレビ局に取材されるの巻

歌舞伎座を出たらテレビASHに取材された。海老蔵さんが奥さま闘病中ということで記者会見を行ったのが先月のこと。

 

普段の海老蔵さんと違いましたか?→普段の海老蔵さん知らんし。 

つもと違って元気がない、とか変わった様子は?→だから普段の海老蔵さん知らんし。 

海老蔵さんのお母様はいらしてましたか?→海老蔵さんのお母様知らんし。

海老蔵さん頑張って!」みたいな大向こうはかかりましたか?→そんなん、ないし。

 

テレビ的に、ほしいコメントに誘導されるも、徹底抗戦。

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六月大歌舞伎「狐忠信」

歌舞伎

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義経千本桜の通し。通しで見たいところだったけど、とりあえずは「狐忠信」を鑑賞。
見どころは、何と言っても猿之助宙乗り。mid-air stuntって言うらしい、宙乗り。英語だと。どうでもいいけど。
で、宙乗りがあると3階席が一部つぶれるので、チケット取るのもひと苦労。3階B席のつぶれた席の真横をゲット。写真左の黒いところに猿之助が上ってくるのです。

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そもそも、「狐忠信」、佐藤忠信って人間のふりして実は狐だから。化け物とか霊とか、狐とか、人間以外の登場人物は花道の「スッポン」から出てきたりする。逆に言うと、スッポンから出入りする役どころは人間ではない。

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で、第三部「狐忠信」まずは「道行初音旅」通称「吉野山」。これは舞踊。猿之助、踊りには定評があり、ほんと上手い。しなやかでキレがあって、力強く繊細で。歌舞伎の舞踊ってモノによっては退屈だったりするけど(気持ちよくなって寝てしまったり)、猿之助が踊ると見入ってしまう。静御前染五郎も良かった。染五郎も間違いなく上手いので、猿之助×染五郎だと、かなりお得感がありました。

そして、待ってました!なのが「川連法眼館」通称「四の切」。澤瀉屋。もう、ほんとに魅せてくれます。早変わりも、狐の愛らしさも。大の大人が狐を演じるなんて、考えてみればバカらしい気もするけれど、そういう醒めた考えが浮かばないどころか、ストーリーに入り込んでしまう。狐の白い毛=白い衣裳も鮮やかで、クライマックスへの期待感を煽る。宙乗りで天に昇るところが最高潮。花道からワイヤーで吊られた猿之助が、ぐいぐいぐいと天に向かい、2階席、3階席と上がってくると、リーズナブルな、庶民席である3階席が、今この宙乗りの瞬間は特等席に早変わり。猿之助、キター!
大歓声と熱気を巻き起こし、天に昇って去っていく瞬間に、桜吹雪がドーン!
幕切れの後、客席にはまだ興奮の渦が残っていました。明るくなった客席。桜の花びらを拾いながら、テンション高く「すごかったねー」とか言い合っているお客さんの多かったこと。


私も興奮冷めやらず、軽く一杯、は、歌舞伎座を見下ろすバーにてウイスキー

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ポートシャーロット。アイラのシングルモルトで、ちょっと落ち着く。
いい夜でした。

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團菊祭五月大歌舞伎

歌舞伎

今週のお題ゴールデンウィーク2016」

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汗ばむような陽気、子どもの日に行ってまいりました、9ヶ月ぶりの歌舞伎は團菊祭。昼の部。いかにも歌舞伎!な『楼門五三桐』での吉右衛門「絶景かな、絶景か~な~。」と、『寺子屋』松王・海老蔵の「笑いましたか」が私にとっての見どころ。

◆鵺(ぬえ)退治
鵺。頭は猿、体は狸、尾は蛇って・・・。狐や馬と違って、いやあ斬新! 何が斬新か?って、鳴き声。ちょっと笑ってしまいました。で、退治される鵺、矢を放たれたら早業で自分の頭に矢をパコッと嵌めていたのが素晴らしい。空気読みまくる鵺。意外にいいヤツなのかもしれない。・・とか雑念ばかりで、あまり真剣に観てませんでした。ごめんなさい。

寺子屋

正直、海老蔵には全く期待していなかったのですが、思ったよりも上手かった。首実検に至る場面では、こちらまで胸が苦しくなるような演技だったし、前の幕のように雑念が出てこないほど、芝居の世界に引き込まれました。菊之助の千代も良かった。安心して観ていられる。

十六夜清心

いかにも河竹黙阿弥。癪(しゃく)を起こすのも黙阿弥らしさなのだろうか。癪に苦しむ求女を介抱したとき、その懐の大金に触れてしまったのが人生の大転換ポイント。人は簡単に悪人になってしまうものなのか。清心は初演らしい。安定の菊之助、良かったです。

◆楼門五三桐

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写真にあるのは幕切れ前のクライマックス「天地の見得」。残念ながら3階席からは全貌が見えず。が、吉右衛門石川五右衛門、豪快で優雅で良かったです。

 

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夜の部では、菊之助のご長男、寺嶋和史ちゃんが初お目見得。尾上菊五郎中村吉右衛門という偉大な両おじいちゃんと共演。夜の部も見たかったなあ。菊之助のお嬢吉三、海老蔵のお坊吉三、松緑の和尚吉三だなんて、ちょっといいな。

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◇おまけ
帰り道、気になったお店。寄って行きたくなる。

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板橋Cityマラソン

荒川河川敷を走ってきた。
スタート前は曇りで風も冷たく、天気予報と違う~と文句言ってたけど、走ってたら晴れてきて暖かくなり、気持ち良く走れて楽しかった~!
結果は4時間51分23秒で無事完走。
以下、ここ1ヶ月の経緯と当日の様子など。

1月の寒い日にハーフを走って、アフターケアをきちんとせずに調子に乗って走っていたら、1月の終わりには階段を降りられないほど膝が悪くなり(腸脛靱帯炎)、騙し騙し生活していたのだけど、にっちもさっちも行かなくなり、2月半ばから近所のS整形外科で本格的に治療を始めた。1ヶ月後の板橋マラソンに出られる可能性は五分五分と言われたけど、毎週月曜日のリハビリと膝へのアルツ(ヒアルロン酸)注射を始めたのでした。
階段を降りられないほど酷い状態だったので、当然練習は当分の間、禁止。とは言っても、全く練習せずに本番ってのも厳しい。2週間お休みした週末、とりあえず走っとこう、と30km走にトライ。25kmぐらいで膝が痛くなったけど、痛みを我慢すれば30km行ける! キロ7分だと痛くない。5分半だと痛い。6分20~30秒ぐらいで走ると、たぶんフル走れそう。と、体感から適当にペース目標を決めた。
翌月曜日に整形外科に行くと、「いきなり30km走ったんですか?!」と半ば呆れられ、ちょっと怒られ、「どんなアスリートでも初めは歩くことから始めるんですよ」と。まあ、そうかも。でも、痛くても走れることが判ったし、出ることに。

膝にヒアルロン酸を注射する治療は5回で終了だけど、4回注射したところで板橋本番に。痛みは完全にはなくならないので、ロコアテープという強めの消炎鎮痛貼付剤を併用。

当日。
数日前から風邪具合が悪く、いつもの麻黄湯を迷ったけど服用。有効成分はエフェドリン。これは興奮剤でありドーピング禁止薬剤である。が、自分はシャラポアではないので良しとした。利尿作用のあるコーヒーは2日前から飲まなかったが、エフェドリンには利尿作用がある。コーヒー断ちは結果として意味がなかった。

案の定、スタート直後から膀胱に溜まってきた感。スタート前に行ったのに、5kmすぎで早々にトイレ。給水&給食サービスが15ヶ所だったらしいけど、ことごとく飲んで食べてしていたから、またトイレ。
膝の調子を鑑みて6分30秒目安に走ったつもりだったけど、10kmすぎから気付いたら6分切ってしまっていてマズイなあ、と、20kmぐらいから6分台に落としたけど、折り返した後、膝が厳しくなってきて25km時点で激痛。走ると痛いから歩いて、落ち着いたと思えば走って。の繰り返し。
膝を悪くしていたので歩く練習もしていたのが吉と出た。9分で歩くことができるって判っていたので、安心して歩き、ときどき走って、結果としてキロ8分ちょいを維持しつつ、サブ5を目安に焦らずゴール。膝、完全に逝ってしまったけど、サブ5達成。
楽しみにしていた、フィニッシュ地点のシャーベットステーションには長蛇の列ができていたので、立ってるのも辛くて断念。ガクガクの膝で更衣室に向かったのが、ちょっと残念でした。

天気も良くて楽しかった。皆さん、お疲れさまでした。

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