歌舞伎座 壽初春大歌舞伎 夜の部
一、番町皿屋敷
青山播磨 吉右衛門×腰元お菊 芝雀。お菊の幽霊が「いちま~い、にま~い・・」と皿を数える前段となる場面。播磨がお菊を斬ってしまうところまで。
二、女暫
お約束。いわずと知れた女暫。玉三郎の巴御前は さすがオーラが違う。「しーばーらーく~」の声も貫禄だなあ。茶後見の團子ちゃんは3階B席からは あまり見えず残念。
ラストの花道からの引っ込み前に巴御前に六方を指南したのは、吉右衛門。オイシイごちそう。
木挽町広場「やぐら」で購入した、江戸風幕の内(1000円)
練り物(卵焼きの下)の色が定式幕の3色になってて、いかにも歌舞伎。ごちそう気分。
三、猿翁十種の内 黒塚
猿之助、新歌舞伎座初お目見えとあっては、見逃せない。
老婆姿の猿之助が月影に舞う姿は幻想的。今まで見た歌舞伎舞踊の中でも抜群に惹きつけられた。鬼女の猿之助が弱っていく様や、前に倒れるシーンなど、切迫感、緊張感半端なく、完全に引き込まれた。舞踊がこんなに面白いなんて感動した演目でした。
池袋演芸場 10月中席昼 歌丸さん
歌丸さん。入ったら満席でした。
息子には退屈だったようだけど、大人には面白いんだな、これが。
8月25日 室蘭
地球岬に出かけるも霧で何も見えず。
室蘭水族館へ。昭和26年創立らしい。
年間パスポートは1000円
近くの道の駅にて
船内生活~お洗濯。我々の部屋の近くに洗濯部屋があって、日々の汚れ物を洗濯する。まずは2ドルのトークンをクルーズカードで購入する、のだが、このトークン販売機が毎度言うことを聞かない。カードを読み取れず、パッセンジャーサービスデスクに電話しろ、と表示する。そして毎度5000番に電話する。
昨日は「すぐスタッフが行くから待ってろ」と言われたが、日本人とは時間感覚が随分と異なるらしい。今日は「サービスデスクで購入できるから下に降りてこい」と来た。待つより行くほうが早いので良しとしよう。
洗剤は日本製のほうが質が良いから日数分持参して。2段ベッドの利点は洗濯物を干しやすいこと。昼のうちに干しておくと、夜には乾いているのである。
雨の中、プールで泳ぐ。かなり肌寒い。モニターはボンジョヴィのライブ。
母はライブ見ながらコーヒータイム。
プールの水深は2m
寒くなったらジャグジーに避難。
フォーマルナイト、フォーマルディナー。
この後、船長主催のWelcomeパーティーでシャンパンタワーなど、夜はまだまだ続きます。
本日のディスコは50年代60年代特集。
8月24日 函館
本日の寄港地、函館。朝から下船してる人も多いけど、私らは船でのんびり。
ランチはピッツェリアで たらふく食べたのに、ビュッフェでお茶だけのつもりが、スイーツは別腹につき。
ピッツェリアで無料なのは水だけなので、コーヒーのためにビュッフェに来たのだが、つい、うどんも食べてしまった。
函館ナイト。ディナーの前にZumbaエクササイズで40分汗を流すも、それ以上に食べてしまう。大人の時間は70年代ディスコタイムでカロリー消費の予定。
前菜はキウイとグレープフルーツ
黒豆のスープ
パンも美味しい
トマトとセロリのサラダ
本日はパスタをメインに
函館だけどサッポロ
今日はデザートは無理
室蘭に向けて動き始めました。
ステージではティナ・ターナーのモノマネ大会が絶賛開催中。
70年代ディスコパーティー。
8月23日 小樽フェリーターミナルで乗船
乗船したら荷ほどき。8日間分の服をクローゼットに収納する。
初めの仕事は避難訓練。全ての乗客に義務化されている。
ディナーは1730から。子連れだと早い時間に設定される。
船はまだ動いていない。
今回の船はサンプリンセス。ボイジャーより小ぶり。
17時半から、こんなに食べて良いのでしょうか?
プリンセスディナー。スープとパンは写真なし。ビールはサッポロ。
前菜はメロンとスイカ
肉!
デザートはスフレ
大人の時間です。生演奏、数ヶ所でやってます。アイリッシュコーヒーとギネスとバカラック。
カクテルのパフォーマンスでは、ステージでシェイカー振りながら踊ったらカクテル無料で飲ませてくれる、ってイベントやってたので、当然踊りました。マティーニ美味しかった。
夜はまだまだ続きます。
フロアに出てる人が上手すぎて、出るに出られない。踊る気まんまんなのに。
八月納涼歌舞伎 第三部「怪談乳房榎」
八月納涼歌舞伎 第三部「怪談乳房榎(かいだんちぶさのえのき)」
2009年8月に勘三郎×福助×橋之助(×亀蔵・・私の好きな役者さん)で見たのに続き、今回2回目は勘九郎×七之助×獅童(×亀蔵)。
ニューヨーク凱旋公演ということで、途中ところどころで役者さん(歌舞伎役者さん!)が、英語でナレーションをしたり、合いの手を入れたり、NY平成中村座の空気も感じられて、2倍楽しい、お得な演目だった。
早変わりは何度見ても度肝を抜かれる。勘九郎、すごいな。いつ変わったのか?衣装はどこにあったのか?どこに消えたのか?次々に展開するQuick ChangesはNYでも大ウケだったに違いない。
Too much waterな滝はreal waterを流していて、かぶりつきの席にはビニールシートが配布され、シートの使い方まで英語で説明がされる。花道での、ちょっとくだけた場面では、英語での会話が続いて、なかなか面白い。
ウチの娘にも見せたかったなあ。子供でも分かりやすいし、歌舞伎初心者が取っつきやすいかも。
それにしても、七之助の美しいこと。上手いしキレイだし、言うことないな。着物での立ち振る舞いも参考になる。あんな粋な雰囲気、身に着けたいなあ。
幕見に並んでも見たい演目である。かなり満足。