日々是傾き

歌舞伎、着物、その他いろいろ。傾いたり傾かなかったりな出来事あれこれ。

着物

十二月大歌舞伎 第一部『あらしのよるに』

歌舞伎座「十二月大歌舞伎」第一部は『あらしのよるに』。中村獅童。東京初演です。絵本が原作のこの演目、昨年9月に京都南座で新作として上演されたもの。 狼と山羊の物語。動物を演じる歌舞伎。ちょっとメルヘンな感じ? 歌舞伎座正面玄関前の浮世絵は、こ…

こいつぁ、春から 歌舞伎三昧~三月大歌舞伎、平成中村座 陽春大歌舞伎、明治座 五月花形歌舞伎

1月の初春花形歌舞伎@新橋演舞場、壽初春大歌舞伎@歌舞伎座に続き、3月、4月、5月は菅原伝授手習鑑、勧進帳&魚屋宗五郎、矢の根&男の花道と続く。3月は2等席だし、4月の中村座もお高いし、5月の明治座も行くとなると、GWは節制しなくては・・・…

七月大歌舞伎 昼の部「夏祭浪花鑑」

夏着物でお出掛け。 お財布は博多織のガマグチ。バッグは沖縄で買った麻素材。腰紐1本、念のため。 今日の帯〆は組み紐講座で自分で作った夏用帯〆。 「夏祭浪花鑑」中車、いい! 主役の海老蔵を完全に食ってた。 心理的に圧迫するシーン、秀逸。土下座こそ…

明治座 五月花形歌舞伎 昼の部

昼の部。義経千本桜 鳥居前が始まります。 一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)鳥居前 佐藤忠信実は源九郎狐 中村 歌 昇 静御前 中村 米 吉 早見藤太 中村 吉之助 源義経 中村 隼 人 武蔵坊弁慶 中村 種之助 二、釣女(つりおんな) 太郎冠者 市川 染…

年末年始は着物で過ごす

年末年始は着物だけで1週間ほど帰省した。木綿着物とポリ着物、自宅用の二部式木綿着物。長襦袢はモスリン1着。 帯が結構重い+行きは新幹線での移動ということで、フェイクレザーの作り帯を調達したところ、これが結構いい! 軽いし、かさばらないし、着…

初春花形歌舞伎「壽三升景清」

いや、何が良かったかって、セリフのない海老蔵やね。やっぱ姿良し。 荒事はいいね~。荒唐無稽。舞台奥に巨大な海老がドーン。それだけでオオッ!なのに、次に海老の前に巨大な鏡餅。めでたすぎる。で、鏡餅に海老蔵が乗って大見得。大喝采。大盛り上がり。…

歌舞伎座新開場柿葺落 七月花形歌舞伎

歌舞伎座へ。グズグズだが着物でお出掛け。 昭和レトロなレースの着物+兵児帯。 風があるけど、暑いっ! 昭和レトロなレース着物。昭和の一時期に流行ったらしいレース生地の着物。福岡の夢吉というアンティーク着物屋さんで購入したもの。レース着物は、な…

五月場所@両国国技館

今日の大一番。高安が松鳳山に押し倒されて、この後、縦に2回転ぐらいひっくり返っていた。あまりの迫力に圧倒されつつ、「人って、こんなに回るんだ」と可笑しくて声を出してゲラゲラ笑ってしまった。あんまり大声で笑っていたので、前列の席に座っていた少…

歌舞伎座新開場 杮葺落四月大歌舞伎

第三部。 やっぱり勧進帳は盛り上がる。大向こうが面白かった。待ってました!たっぷりね。とか、弁慶日本一!とか。 一、盛綱陣屋(もりつなじんや) 佐々木盛綱 仁左衛門 篝火 時 蔵 早瀬 芝 雀 伊吹藤太 翫 雀 信楽太郎 橋之助 竹下孫八 進之介 四天王 男…