ダブリン⑤ ジェムソン、アイリッシュ・コーヒー
ここはMespil Hotelのグランド・フロア。エレベーターを降りると白い扉が。
子どもたちがベッドにもぐりこんで、ようやく22時になろうか、というタイミングで部屋を抜け出し、ホテル1階のラウンジ、その名も「THE LOUNGE」へ。
扉を開けると、おとなタイムの始まりです。
カウンター越しには、お酒のボトル達が賑やかに並んでいます。何はともあれ、アイリッシュ・ウイスキーの代名詞 Jameson でSláinte! (スロンチャ!=乾杯)。さすが一番売れてるアイリッシュ・ウイスキー。クセのない飲みやすい味で、ほっとひと息。
小腹が空いたので、サンドイッチを注文しました。何を挟むか聞かれたので「ツナとキュウリ」の定番で。パンはブラウンを指定しました。何の変哲もないサンドイッチですが、これが、なにげに美味しくてビックリ!
正直言うと、パンは日本の食パンのほうが柔らかくて、きっと美味しいし、キュウリだってザクザク厚めに切ってあるし、雑といえば雑。しかーし。この素朴さが良いのかもしれません。ウイスキーのお供に、モリモリ食べちゃいました。
お腹が落ち着いたところで、次のお酒は、これも定番。アイリッシュ・コーヒーを。アイリッシュ・コーヒーだから当然ウイスキーはアイリッシュ。これはパディ(Paddy)のアイリッシュ・コーヒーです。
アイルランドはコーヒーのレベルが高いのでしょうか。ウイスキーに負けない、深い味わいのコーヒーと、おそらく、たっぷり入ったウイスキー(でも、飲みやすい)が、お腹をふわっと温めてくれます。そして、この生クリーム!濃厚です。この濃厚さが深みのあるコーヒー&存在感のあるウイスキーに負けてない。それに、いずれもどれにも勝ってない。ウイスキー、コーヒー、クリームが三位一体となって絶妙のハーモニーで私を唸らせたのでした。
ギネス・ビールにも感動したけれど、アイリッシュ・ウイスキーもまた、アイルランドで飲むと格別に美味しいのですね。いや、当然か。
カウンターからテーブル席を見ると・・・
外からの入り口もあるのですが、宿泊客が殆どのようです。町のパブとは違って落ち着いた雰囲気。深い時間になるにつれ、少しずつ賑わってきました。
夜はまだまだ長いのですが、今日のところは切り上げて、翌日、またアイリッシュ・コーヒーを飲むことにしました。
Jamesonのアイリッシュ・コーヒー。ほっこり。
寒い季節にアイルランドで飲むアイリッシュ・コーヒー。格別でした。
【⑥に続く】