ウイスキーテイスティング講座「熟成樽の個性・相違点を理解する」
ウイスキーテイスティング講座。2回目の今日は、樽の違いを味わった。ざっとまとめると、こんな感じらしい。
・オーク樽は、淡い黄金色とバニラやナッツのような香りが特長。
・バーボン樽は、ウィスキーを熟成される樽としては一番メジャー。
・シェリー樽は、ウィスキーは、ルビーのような深い紅色と甘美な味わいが特長。
・ボルドーワイン樽は、発酵した葡萄の風味がもわんっと香るのが特長。
で、今日のウイスキーは・・・
①グレンモーレンジィ オリジナル 10年
40度(モルト ハイランド)バーボン樽
②アラン アマローネ・カスク・フィニッシュ
50度(モルト アイラ)ワイン樽
③ベンロマック オリジンズ・シリーズ”(オプティック種)
50度 (モルト スペイサイド)シェリー樽 アメリカンホワイトオーク
④グレンドロナック 18年
46度(モルト ハイランド)シェリー樽 スパニッシュオーク
⑤エヴァンウィリアムス 12年
50.5度(バーボン)新樽
なるほど。比べてみると違いが分かる。①のバーボン樽のウイスキーはイエロー~ゴールドだけど、②のワイン樽だとオレンジがかった赤みの強い色。③のシェリー樽は甘い香りが広がった。④のスパニッシュオークのシェリー樽だと甘さの中にも樽の渋みをより強く感じた。⑤の新樽だと、いかにも樽の味、干しブドウやバニラの香りがしっかり感じられた。
軽く飲みやすかったのは①と③。前回の講座では5杯全部飲み干して少々酔っ払ってしまったので、今日は③だけ飲み干して、残りは舐める程度に。しかし、旨いウイスキーってのは50度でも味わい深く、美味しく飲めるものなんだなあ。